好奇心コラム
【第29回、株の鉄人レース入賞者コラム(第3位)】
〜KOH.VOL.1 投資経験から得た教訓【高 正義】 2004.1.5〜
とにかく以外なことでびっくりしています。この私が入賞とは、ただただ驚いています。参戦以来、仕事等雑事にかまけて、鉄人レースについては、無頓着だったので、本当に「寝耳に水」というのが正直な心境です。
このレースの参加者の方々は、それなりの投資哲学を持ち、実際にかなりの運用実績をお持ちの方が多く、私のような遊び半分の者がこのような栄に浴することなど思いもよりませんでした。管理人様をはじめレース運営に当たられておられる方々には大変感謝いたしております。本当にありがとうございました。
実は、鉄人レースのことは、さる友人から面白いので一度やってみてはどうかという誘いを受け参加させていただいたものです。
私も実際に若干の株式投資を行ったことがあります。多くは失敗に終わりトータルでの運用実績ははかばかしいものではありませでした。現在もわずかな小遣いで投資をさせていただいているというのが実情であります。あまり参考にしていただけるものではありませんが、浅い投資経験から得た教訓をご披露しましょう。
第一に、市販の書籍の情報(業績や株価予想)は、執筆から出版時までのタイムラグがあり、我々が書籍を手にする頃にはいわゆる賞味期限を経過しており、投資資料としての価値がほとんどないということです。よって信用性が高いのは、インターネット等の鮮度が高い情報であると思います。
確かに書籍は、入門者にとっては、運用の基本的知識、心構えを学び、自己の企業の業績分析の手法などを確立するためには有益でしょうが、ある程度の運用をするようになると、変動の激しい市場の動きにタイムリーに対応するための鮮度の高い情報は得られにくいように思います。
よってここは、インターネットから得られる即時性の高い情報により投資判断を行うべきであると考えます。
第二に、一人だけの投資哲学や情報分析だけでは、独善に陥る可能性が高いため、互いに批判し切磋琢磨できるよき友人を持つべきであるということです。私も私的な勉強会を組織し、いろいろ情報交換なり投資哲学を戦わすことのできる友人をもっており、過去の投資判断においても、大いに参考になったと自負しているところです。
以上が私のつたない株式投資を通じて得られた教訓であります。
今後もこのレースを通じて投資感覚を磨いてゆきたいと思います。!!
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