好奇心コラム


【第30回、株の鉄人レース入賞者コラム（第３位）】
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〜SHA.VOL.10　３ヶ月の知的冒険の旅を終えて【写　楽】　2004.4.6〜

　「機会損失」って言葉の意味をつくづく思い知らされた１〜３月でした。

　「機会損失」の意味は、実際に損失を被る訳ではないのですが、仮にある行動（特定の株を売買する）をとっていたら生まれたであろう利益を享受できないという損失のことをいいます。

　簡単に言えば「儲け損なった」という意味なのですが、皆さんの中にも「あぁ〜、あの時あの銘柄を買っておけば、今頃は・・・」などといった後悔をされた方も少なくないのではないでしょうか。

　ここ１年を振り返っても、四大銀行グループ株の大幅な上昇率、分割した多くの銘柄が新株が交付された後も分割前の水準を大きく上回っている事、フルーツ銘柄といわれるアップル(2788)・ストロベリー(3429)の衰えぬ人気等など、買っていれば儲けることができた事象に事欠きません。極端なことを言えば、銀行預金に預けたままで株を買わないこと自体がリスクになりつつあるのかもしれません。

　また一方、実際には現在から過去に遡って「機会損失」を計算してみたところで、行動をやり直すことは出来ません。したがって、「機会損失」は、現在から将来の行動（特定の株を売買する）を考える際の一つの物の捕らえ方として意識しておくと良いのではないかと考えます。


　今回、幸運にも上位入賞を果たすことができましたが、今後も上記「機会損失」の考え方で捕らえたタイミングを逃さず、上位争いに参加できればと密かに闘志を燃やしている今日この頃です。


　また最後に、ここ数回のレースで出場人数が減少傾向にあるのが気がかりです。日々の売買注文も以前のような盛り上がりに欠けている印象で、鉄人レースを愛する者の一人として少し心配です。

　「さぁー、アスリートの皆さん。第３１回レースも始まったばかりです！。３ヶ月の知的興奮に溢れた鉄人レースに参加しようではありませんか！！」

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