好奇心コラム



【第20回、株の鉄人レース月間優秀者コラム(7月度1位)】
前回入賞時手記を見る

〜SHA.VOL.4 商売人の感覚で株を買おう!【写 楽】 2001.8.6〜

 IT関連企業の4−6月期決算の発表で予想を越えた悪い数字に驚愕したり、明確なビジョンを見せない「痛みを伴う構造改革」に対する不安などから、日経平均株価はバブル崩壊後の最安値を更新し、私たち投資家にとって非常に厳しい7月でありました。

 そんな中、上位入賞で7月を終えることが出来て非常にラッキーだったと実感しています。

 「鉄人レース7月」での反省点として、週一ルールの権利取りをしたトレンドマイクロ(4704)の本格購入予定株価を2,000円前後と見ていたため、せっかく権利を取ったものの活用できずに終わってしまった事が挙げられます。「鉄人レース」では、やはり週一ルールに対する権利取りが重要な戦略になると思うので、今後はその有効活用を考えてレースを進んで行く所存です。


 今回の手記では、私が株を購入する際に注意している点を述べたいと思います。

 私の投資スタンスは逆張りなので、株価が下がっている銘柄を買っています。
 そこで難しいのが、下落中のどのタイミングで買いを入れるかなんです。もちろん、株価が下がっている銘柄なので割安感を感じている銘柄も少なくありません。しかし、割安感があるからといっただけで買ってはいけないと思うのです。

 そこで言う割安感とは、あくまで消費者(株を買う側)の感覚であって、株で利益を出そうと考えると、その割安感のある株価で将来売っても儲けが出る水準で買うべきだと思うのです。

 ユニクロショップで1,000円のポロシャツを安いと思って買うのとは異質のものなんです。消費財ならば割安感があれば買っても良いのでしょうが、株は将来必ず売るものなので商売人の感覚で仕入れ(株を買う)る必要があると思うのです。

 つまり、割安感のある売値を意識し、その株価で売ってもちゃんと利益の出せる水準で仕入れ(株を買う)るという感覚が必要だと思うのです。

鉄人レース読者BBSを見る


よろしければ、このコラムの感想を次の3つから選んでお教えください。
自分も同じように考える   何ともいいにくい   自分はそうは考えない


(チェックしたら感想ボタンを1回だけクリック)
バックNOもくじへ//最前線クラブへ戻る//トップページへ戻る