好奇心コラム



【鉄人レース事務局ごあいさつ】

 yuminさんは、日本で一番長い歴史を持ち過酷な条件で競い合う株の鉄人レースで、前人未到の2期連続3位以内入賞の快挙を成し遂げられました。
 世の中に株名人を自称する方々はたくさんいますが、全般的には必ずしもいい相場環境ではない中で実際に確かな成果を上げている人は希だと思います。私たち一般個人投資家の手本にもなるようなすばらしい投資感性を発揮されました。
 個人投資家にとっては必ずしも結果だけが大切ではなくいろいろな面の効用がありますが、この実績は並大抵のことではないと思います。貴重な腕前をご披露いただきましてどうもありがとうございました。


【ストックマスター認定記念手記(認定第一号)】
前回入賞時手記を見る

〜YUM.VOL.2 大切な日本をもっと大切に【yumin】 98.7.6〜

日本初挑戦のワールドカップサッカーはテレビ視聴率がすごかったですね。
 三戦三敗のサッカーを見ていて思ったのは、あれだけの日本の精鋭を揃えても予選落ちなのだからグローバル社会の現在、日本の身勝手政治家と社会主義者である官僚では、とても世界経済の波に乗ることなど出来ないと思いました。
 個人投資家が国家を憂いてもどうなるものでもないけれど、あまりにもひどいので敢えて言わせてもらいます。

日本の経済成長を支えてきた、経済・行政システムが時代に合わなく混乱した状態にあり、日本が債務超過かもしれないというプライオール投資顧問株式会社の少し長いコメントを読みました[参考プライオール・レポート(http://www.priore.com/priore/stubo/stubo80.htm)]。

 いまこそ会社再建と同じで、徹底的に無駄を省き新規産業を創出させなければならないと思います。

将来、銀行預金や郵便貯金の一部没収や保険が解約できなくなったり、失業者が町にあふれてインドネシアみたいに暴動が起こるかもしれない。そんなときに選挙に一票投じない人は、このようなことに将来なるかもしれない日本を、身勝手政治家に任せようと一票を投じる他人に、自分の身を任せることではないでしょうか。
 私の回りに棄権することをトレンドのように言っている連中が居るので頭に来ています。

さて、ところで頭を冷やして最近私が思っていることは、相場は博打ではなく(博打の面も多分にあるけれど一日で一気に勝負をつけるのではないと言う意味で)継続的に相場に取り組んでいく以上、無理をする必要はないと思っています。
 われわれ個人投資家をだまそうと手ぐすね引いて待っている株式相場なのだから、余裕を持って売買に取り組み、取れると思うところだけ取れればそれで十分です。自分の金を自分の判断で投資しているので、当然責任とリターンは自分にあると思います。

終わりに、私の投資方針を紹介します。(これは皆さんご存じかもしれないけど是川銀蔵の投資信条からの引用です)

  1. 銘柄は自分で勉強せよ。

  2. 経済的大局観をもて。

  3. 値上がりしたモノは追うな。

  4. 業績が株価を決定する。

  5. 不測の事態が必ずある。

 いやぁ〜相場は知れば知るほど奥が深いものですね。
 今後も研鑽していきたいと思っています。


[参考:ストックマスター獲得の経緯]

第6回レース(98年1-3月期) 開始時1,000万円 終了時1,764万円 176%
1/8 丸紅8002 20,000株 220円 買い
1/8 青木建設1886 100,000株 41円 買い
2/5 丸紅8002 20,000株 326円 売り
2/9 東京製鐵5423 10,000株 630円 買い (終了時点まで持続)
2/19 青木建設1886 100,000株 110円 売り
2/9 三菱電機6503 20,000株 350円 買い (終了時点まで持続)

第7回レース(98年4-6月期) 開始時1,000万円 終了時1,214万円 121%
4/9 カテナ9815東2 20,000株 374円 買い (終了時点まで持続)
6/19 インテック9738 2,000株 1,029円 買い (終了時点まで持続)

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