最前線クラブ/好奇心コラム-鉄人レース編

好奇心コラム

【株の鉄人レース、名誉ストックマスター獲得記念手記】

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～TYA.VOL.5　庶民の心へ【山口　透】　2001.7.2～

　こんにちは。山口透と申します。
　１３回の手記の時は板寄せの意味も分からなかった私が名誉ストックマスターになれて本当に嬉しいです。これからは、鉄人とストックマスターになられるようがんばります。

　私は１２回からで、そのころと言えば、光通信（9435）やソフトバンク（9984）そしてヤフー（4689）など、ＩＴ関連銘柄で上昇が始まったころ。とりわけ、ヤフー（4689）の１憶には驚いたものです。また、新規公開は必ず上がるという常識がありましたよね。それが今はしっかり業績を見極めていかないとだめな、なんとも情けない状態です。まさに２年ですが、激動がぴったりの形容に思います。

　最近は、国の機関や政党に電子メールで意見でき、少しは身近な環境になり喜んでいます。
　総理大臣もメールマガジンをはじめました。らいおんはーと。聞くところによると、２００万人を超える購読申し込みだそうです。内容がたいしたことないのでがっかりと思いながら、私ももらっていたりします。多くの人にというのが考え方だそうで、なるほどと思いました。

　個人の金融資産減少（景気低迷でしょ）。個人株主増加（証券業協会調べ）、単位株の引き下げ、ネットトレード普及、一方、収益悪化はわかりますが高額利払いを逃れるためのＥＢ債の不正取引には悲しくなってしまいます。

　ヤフーがブロードバンドの発表をしたら株価が上がったように、魅力に思える事業を打ち出していただければ庶民の心は動かせると私は思います。いかがでしょうか？

　おわりに、ＥＢ債券の説明を記しておきます。
　普通募集されている様々な債券は、額面＋金利で返ってくるものがほとんどです。このＥＢ(他社株転換条項付債券）とは、仕組み債の一種で、エクスチェンジャブルボンド”交換可能”という意味です。

　これは、債券の発行体とは異なる他社の株式で、償還の可能性のある債券ということです。
　『元本100％＋金利』または、『株式＋金利』のどちらかの形で返ってきます。この『ＥＢ債』の金利は、確定されたものですが、株価の変動がこの債券のリスクにあたります。

　最後までお読みいただきありがとうございました。

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