質問は柔らかい感じになっていますが、英語に訳すと
>>How did you apologize to Mrs. Clinton and Chelsea? And I feel I would never be able to forgive my husband for doing that, but did they really forgive you, Mr. President?
と、当り前ですが大阪弁のニュアンスは伝わらず、いささかきつい聞き方になっています。
まあ、NHKだったらこういう質問は出なかったでしょうから、話題を作ったTBSはしてやったりといったところでしょう。再放送も決まったそうで何よりです。ちなみに司会の筑紫哲也さんはちょっとあせったようで、この質問のあとは、
この話をするたびに思い出す一枚の絵があります。
全然有名な絵ではないので、タイトルも作者の名も覚えていません。しかしその絵は、ワシントンのNational Museum of Women's Arts、つまり「国立女性画家美術館」にあります。あまり有名な美術館ではありませんが、有名な女性画家の絵はたいがいここに揃っていますのでお勧めです。
アメリカの財政赤字が深刻になったのはレーガン政権からです。年間2000億ドルを超えたあたりで、さすがに「これではいかん」ということになり、1987年には有名な「グラム・ラドマン・ホリングス法」が超党派で成立します。この法律は、「1993年度までに財政を均衡させる」ことを政府に強制するものです。しかし次のブッシュ政権になると、不況もあいまって財政赤字は年間3000億ドルにも達しました。財政均衡の達成目標は95年に先送りされる始末。"Read my lips, No new taxes!"(よろしいですか、増税はしません!)を公約して当選したブッシュ大統領も、1990年には仕方なく増税に踏み切ります。しかし景気はますます悪く、赤字は一 向に減らないのでした。